東京製綱の「ワイヤロープ損傷写真集」は、ワイヤロープ(ワイヤーロープ)の管理および取替時期判定のための参考資料としてまとめられています。
ワイヤロープは使用するにしたがって、磨耗・断線・より乱れ、腐食などの損傷が発生し、ワイヤロープの性能の劣化が進行します。損傷の発生状態は、巻取ドラム、シーブ、ガイドローラーなどの使用機械条件、荷重の大小と掛かり方、使用雰囲気、管理の方法などにより違って現れ、損傷の状態と程度はワイヤロープの残存性能(破断荷重、伸びなど)に直接関係します。ワイヤロープの取替時期は、新品時の破断荷重の20%低下を目安として、この時のワイヤロープの損傷の程度を、例えばクレーン等安全規則で、ロープ径の減少、断線、型くずれ、腐食などを外観調査結果で示し、ワイヤロープ取替時期を規定しています。
「ワイヤロープ損傷写真集」は、使用後のワイヤロープ、あるいは事故を起こしたワイヤロープの残存性能を知るために行った試験結果を抜粋したものです。安全に、経済的にワイヤロープを管理するための参考にしていただければ幸いです。
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東京製綱の「ワイヤロープ入門」は、ワイヤロープ(ワイヤーロープ)に関わるすべての人に向けたワイヤロープの基礎的な知識について分りやすく、しかも網羅的にまとめた冊子です。
ワイヤロープは、様々な分野で、いろいろな条件で使用されています。外観上、どのワイヤロープも同じように見えますが、それぞれの使用条件に適したワイヤロープがあります。このようなワイヤロープを選定したり、また管理してゆくためには、ワイヤロープの構造・特性を理解していることが大切です。
本冊子はワイヤロープの入門書として作成したもので、ワイヤロープを安全かつ経済的にご使用いただくための基本的な情報が含まれています。
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「玉掛策の正しい取扱い方」は、玉掛け作業を行う現場の方の実践的な玉掛作業指針として、また、その管理や点検にあたる方にも日常愛用されるように、日本鋼索工業会技術部で検討を重ねまとめたものです。 玉掛索に関係する労働災害は大きく分けて、安全係数が不足していたことやワイヤロープ(ワイヤーロープ)の管理状態が適切でなく損傷劣化による強度低下などワイヤロープそのものに原因があるものと、玉掛け方法が不適切であったことによる災害など玉掛け作業に原因があるものとに分類されます。本冊子では、玉掛策の基本的知識だけでなく、実際の災害事例のその原因と対策まで含め丁寧に解説しています。
玉掛索は用途や性質から消耗品として扱われ、管理面が軽視されるケースも多く見られます。また、経験や勘に頼って玉掛け作業を行う場合もあり、「安全上の弱点」が多く潜んでいます。「玉掛索の正しい取扱い方」を多くに方々にご活用いただき、安全作業の推進、労働災害の撲滅に役立てていただければ幸いです。
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「クレーン用ワイヤロープ」は、年々その種類を増やし続けているクレーン用のワイヤロープ(ワイヤーロープ)に焦点を絞り、ワイヤロープの規格から特性さらに使用基準や廃棄基準などの技術解説まで網羅したクレーン用ワイヤロープの専門カタログです。
近年運搬荷役作業の合理化に伴ってクレーンの利用度が高まり、それぞその用途に適応するためクレーンの構造や機能が多様化し、使用されるワイヤロープの特性も目的に応じてシビアになってきました。一方、ロープはクレーンの消耗部品であるとの考えから比較的粗末に取り扱われる傾向があり、ワイヤロープに対する知識の不足や誤った認識により重大事故に至るケースもあります。
本冊子は、「クレーン等各構造規格」、および国際規格「巻上装置用ワイヤロープ-点検と廃止の実施規定」の主旨に沿ってクレーン用ワイヤロープの解説をしており、ロープの経済的な使用と安全作業に役立つ情報を満載しています。
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この冊子に載せられている「TSKソケット」は、機械からダムゲートまで幅広く採用されておりワイヤロープ用の高機能ソケットの中では事実上の業界標準として普及・認知されています。
ワイヤロープ(ワイヤーロープ)の端末加工には種々の方法がありますが、重要な用途あるいは長期使用箇所では最も確実な方法としてソケット止め加工(締結効率100%)があります。
TSKソケットの登場以前から船用ワイヤソケット(JIS F 3432)として規格化されたものがありましたが、その用途および対象ロープは限られたものでした。この課題に対し東京製綱が開発した「TSKソケット」は、用途を明確にするとともに、強度保証と画期的な軽量化が図られています。
本冊子「TSKソケット」は、多種にわたるワイヤロープの構造・ロープ径に幅広く対応できるよう、細いものでφ10㎜から最大φ200㎜まできめ細かく規格化されているTSKソケットの標準寸法表を主にまとめています。
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この「玉掛け災害をゼロにしましょう!」は、(社)日本クレーン協会・日本鋼索工業会・全国鋼索商業連合会・全日本ロープ加工組合連合会のワイヤロープ(ワイヤーロープ)関連4団体が共同で発行している、玉掛け災害を無くすための安全啓発用ポスターです。
ワイヤロープ関連団体の玉掛け災害を無くしたいという強い思いから生まれました。玉掛け作業を行っている事業所すべてで掲示していただいて日本から玉掛け災害が無くなることを望んでいます。
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“日本ワイヤロープロック加工協同組合(通称:NLA)”が発行している「NLAワイヤロープスリング」です。
内容(安全荷重表(JIS 6×24 A種のみ))は、上記「玉掛け災害をゼロにしましょう!」と同様ですが、サイズが“B2”となり少し大きめです。ワイヤロープ(ワイヤーロープ)のロック加工製品を想定した安全荷重表(ポスター)です。
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「ロープ加工技能士必携」は、全日本ロープ加工組合連合会が発行している、国家検定のロープ加工技能士資格を取得するために必要な、ワイヤロープの理論面についての知識を網羅したテキストです。
ワイヤロープが真に「産業の命綱」として信頼されるためには、製品が良質であるばかりでなく、同時に適切な加工が施されていることが絶対必要な条件です。特に近年では技術革新に伴ってロープの用途が多様化しサイズも大規模化しており、加工技術もより確実で高度なものが要求されてきています。
このような環境下ロープ加工技術が重要視される傾向はますます強くなり、正しい知識と技術を身に付けたロープ加工技能士を育成し技能を継承してゆくことは、とても大切なことであるといえます。
ロープ加工技能審査制度の学科試験の範囲は、1.ロープ一般、2.ロープ加工法、3.材料、4.材料力学、5.関係法規、6.安全衛生、と広範囲に亘っていますが、本テキストはこれらを網羅した内容となっていますので、受験に大いに役立つと考えます。
≪価格≫ 『ロープ加工技能士必携』 5,000円/冊
≪関連書籍≫ 『ロープ加工技能検定 学科試験参考資料』 2,000円/冊
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「見ながら覚える ワイヤロープ加工図解」は、ワイヤロープ(ワイヤーロープ)の加工に携わる方々が誰でも正しく作業できるように、分かりやすく図解入りで解説したテキストです。
発行元である“全日本ロープ加工組合連合会”は、ロープ加工技能審査の厚生労働省認定団体であり、永年、理論的に正しいワイヤロープ手加工の普及について取り組んできたワイヤロープの業界団体です。正しい方法で加工することは、ロープ加工技能審査を、受ける受けないに拘わらず、人命を尊重する上から必要なことです。加工技能士の方はもちろん、需要家の皆様にも正しいワイヤロープの知識とともに、解りやすい本テキストによって、手加工の基本を忠実に習得していただき、作業能率の向上と職場の安全管理にご活用頂ければと思います。
≪価格≫ 『見ながら覚える ワイヤロープ加工図解』 4,000円/冊
≪関連書籍≫ 『ロープ加工技能検定 学科試験参考資料』 2,000円/冊
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